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動物も高齢化!愛するペットの「元気で長生き」の秘訣

Pet Koureika
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ペットもいずれは老犬・老猫に

ペットといえば犬と猫が代表格ですが、いまは空前の猫ブーム。平成27年度の犬猫飼育実態調査によると、猫は約987万匹、犬は約991万匹でその差はわずかに。散歩の手間がないことや住宅事情などから猫を選ぶ人が増えているようです。2012年以降減少傾向にあるものの、犬の人気も続いています。

多くの飼い主に愛され飼われるペットですが、人間社会同様に高齢化が進んでいます。動物に対する健康チェックが行われ、動物医療も進歩しています。さらに良質なフードが増え、口腔ケアも行われています。飼い主の意識が向上したことで、ペットの寿命がここ30年で倍近くも延びました。そして年老いたペットには、これもまた人間と同じく介護が必要になることもあるのです。

ペットの老年期はどうなるの?

犬や猫は生まれて1年で成熟するため、その後の1年で4~7歳ずつ年をとっていきます。動物の種類によって寿命は違いますが、小型・中型犬では8歳以上、大型犬では7歳以上、猫は8歳以上が老年の目安となります。

老年期で近年増えている病気は腫瘍性疾患、ホルモンの過不足からくる病気、心臓疾患や腎疾患、そして犬で14歳前後、猫で18歳前後になると痴呆が見られることもあります。

ペットの異変に気づくには?

犬や猫をはじめとするペットたちは、体調が悪いときでも、それを飼い主に伝えることができません。動物は本能的に具合が悪いことを隠そうとするので、飼い主は変化に気づくことが難しいでしょう。

では、どうすればいいのでしょうか。おかしいと感じたときには病気がかなり進行していたという悲劇を防ぐために、つぎのことに気をつけるとよいでしょう。

食事に気を使う

現在では年齢に合わせたフードが数多く出ており、高齢用のフードも出ています。心臓や腎臓疾患などの病気に合わせたフードもあります。老年期のペットに合った食事を与えることが、愛するペットの健康と長生きにつながります。ペットが食べにくいなどの様子が出てきたときは、大きさに気を使ったり、お湯で少しふやかして与えるとよいでしょう。

かかりやすい病気を知る

プードル、シーズーなどの小型犬は、比較的心臓の疾患にかかりやすく、疲れやすくなるなどの症状が出てくる場合があります。また、同じ症状でもダックスフントやブルドッグの場合は椎間板ヘルニアも考えられます。高齢の猫の場合はおしっこの量が増え、食欲が低下してきた場合は腎不全の場合も。自分の飼っているペットのかかりやすい病気の症状を知って、ペットの病気の早期発見に少しでもつなげたいですね。

健康チェック&健康診断もオススメ

毎日接している飼い主が一番の主治医になるつもりで、睡眠や遊び方、食欲、トイレの回数などの健康チェックをしましょう。スキンシップをしながら愛犬・愛猫たちを撫でて、しこりやケガがないかをチェックできるとよいですね。もしこれまでと違う行動に気がついたときは、迷わず病院に相談しましょう。

また、人間も定期的に健康診断を受けるように、ペットも健康診断を受けることをおすすめします。検査項目にもよりますが、血液検査は3000円~15000円、尿検査・便検査は1000円~2000円、レントゲン検査・エコー検査が5000円~10000円程度になります。老年期に入る前なら年に1回、入ったら年に2回が理想的です。

老犬・老猫を家で介護したい!動物介護士資格とは?

大切なペットをしっかり介護し、最期を自分で看取りたいという人が増えています。そのときにそなえ、動物介護士の資格を取得する人も増えています。動物介護士資格は、老犬介護と老猫介護のスペシャリストであることを証明する資格。ペットの健康や応急処置など正しいケアを学ぶことができ、また子育てや仕事をしていても比較的簡単に取得できる資格です。資格を持っていることで、ペットの老年期を心強く迎えられるのではないでしょうか。

元気いっぱいに見えるペットも人間以上に早く年齢を重ねます。愛するペットと少しでも長く一緒にいたいのが飼い主の気持ち。ペットも人もいつまでも、元気で長生きしてゆきたいですね。

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