ビューティー資格ナビ> ヘアメイクガイド> ヘアメイクアーティストとは
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俳優や女優、モデルなどにヘアスタイリングとメイクも施し、その人の魅力を引き出すヘアメイクアーティスト。その華やかなイメージに憧れる人も多い職業ですが、活躍の場や給与はどのようなのでしょうか? 気になる情報を紹介します。
テレビや雑誌などの撮影現場で活躍したい場合、まずはヘアメイク事務所に所属することになります。事務所に入って1~2年は下積み期間のため、スケジュール管理や電話対応、ときには運転手のようなことをすることもあります。その後、徐々にヘアメイクをまかされるようになります。
給与は?
最初の1年で年収150万円前後、3年~5年で指名してくれるお客様が増えてくると年収350万円前後、10年目になると500万円前後になる人もいます。
年収は自分がどのようなお客様に指名されるかによって大きく変わります。有名なタレントさんやモデルさんに指名されるほど評価されるようになると、年収1000万円を超える人も出てきます。
ブライダルサロンや写真館、化粧品会社はヘアメイク事務所よりも就職がしやすいので、スクールの卒業生はまずはこちらで経験を積む人が多くいます。写真館には小さい子どもから若い女性、高齢の方まで幅広い年齢層、そして和装・洋装の方とさまざまなので、幅広いヘアメイクスキルを身に付けられます。
給与は?
年収は180万円~400万円程度、写真館はパートやアルバイトも多く、その場合は時給900円程度~と言われています。企業に正社員として就職した場合、リーダーになるなどポジションが上がると年収も上がっていきます。
ヘアスタイリングについて
ヘアスタイリングに関してはヘアメイクのスクールで知識や技術を学ぶことができますが、美容師免許を取得しておくと大きなアドバンテージになります。
ヘアメイクアーティストは美容師と異なりますが、髪を扱う仕事であることは同じなので、自身の技術を証明するためにも、美容師免許の取得はおすすめです。
資格取得後も、美容室やサロンで経験を積んでおくことが大切です。
メイクについて
メイクには国家資格はありませんが民間資格がいくつもあります。取得のための学習をすることで、基礎の技術を身に付けることが後のスキルにいきます。
独学で学ぶのは難しいのでヘアメイクスクールに通い、現場で活躍しているプロからしっかりとした知識と技術を学ぶことがおすすめです。
ヘアとメイクの2つの技術を身に付ければ、誰でもヘアメイクアーティストとして活躍できるのでしょうか?
答えは「NO」です。
ヘアメイクの実践的な技術は、最前線で活躍するヘアメイクアーティストのアシスタントとして、雑用をはじめさまざまな仕事をこなしながら、
時間をかけて身に付けるものです。
勤務時間も不規則で休日も固定されず、その上睡眠時間も少ないので、ヘアメイクアーティストの下積みは楽とは言えません。
しかし、下積み時代はトップクラスのヘアメイク技術を盗むと同時に、
人脈を広げるための絶好の機会。
実際に、下積み時代に濃い経験をした人ほど、ヘアメイクアーティストとして名声を得ています。
華やかなイメージとは裏腹に、実際のヘアメイクの現場は大変です。
しかし、自分のヘアメイク技術を高く評価してもらえた時の喜びは格別。
さらに、ヘアメイクアーティストとして認められれば認められるほど、活躍の場は広がります。
ゆくゆくは世界で……ということも、夢ではないのです。