ビューティー資格ナビ> エステティシャンガイド> ミス・パリ ・ビューティ専門学校 講師インタビュー
今回のインタビューは「ミス・パリ ・ビューティ専門学校」の講師としてご活躍中の宇賀神亜季(うがじん あき)先生にお話を伺いました。
大学時代の就職活動で人に関わる仕事を探していた際に、「エステは究極の接客業です」という言葉にひかれ、説明会を聞きにいったのがきっかけです。それまでエステに通った経験はなく、初めてのことに挑戦してみたいと考え、エステの会社に就職を決めました。
エステサロンで10年務めた経験を生かしたいと思ったことと、子育てとの両立を考えて講師を始めました。お世話になった方が講師を勧めてくださったのもきっかけです。
サロンで働きながら、まずは認定エステティシャンを取得し、その後実務経験をもとに、上級資格である日本スパ・ウエルネス協会のインターナショナルビューティセラピストを取得、現在は日本スパ・ウエルネス協会とエステティック業協会の認定講師の資格を持っています。
ミス・パリのサロンで実際に行っている技術や理論の指導はもちろん、サロン経験を生かし接客力向上の指導も行っております。技術・知識・接客に加え、心の教育にも力を入れています。
現在は技術の授業を担当することが多く、一週間でクラスを問わず24コマ~30コマ程度担当しています。
10年間のサロン勤務で店長も経験し、様々なお客様の対応をしてきましたので、その経験から現場で欲しい人材の育成に力をいれています。その分、身だしなみやマナーについては他の講師より厳しいかもしれません。技術もただ手順通りやるだけでなく、力の加減やお客様のお悩みに合わせた技術の提供ができるように、細かいところまで指導しています。
昨日できなかったことが一つでもクリアできれば、次の授業が楽しみになるとともに、自分の成長を感じられると思いますので、1回1回の授業で何かを得られるようにしたいと考えています。
学生が常に向上心をもって学んでもらえるように、その学生の一歩先を目指す指導をしようと心がけています。他人と比較するのではなく、学生一人一人に合った指導が目標です。
学生の「できた!」「わかった!」という感動に触れられる瞬間がとても楽しいです。また、自分が今まで気づかなかった点を学生から教わることもあり、自分の成長にもつながっていると感じています。
高校を卒業してすぐの方、大学在学中や卒業された方、社会人を経験された方など、年齢層は様々です。
進学と就職に分かれます。上級学科であるエステティックマスター学科(1年制)へ進学することで最高峰の技術力と知識、さらにはサロンマネジメントを身につけ、スペシャリストを目指します。
就職ではエステティックサロン・スパサロン・ホテル・ヘアサロン・化粧品会社・ネイルサロンなどの企業に就職しています。
美容のプロフェッショナルとしての身だしなみやマナーをしっかり身につけられることに加えて、実際のサロンで行っている技術をそのまま学ぶことができます。「卒業するときは一流」を合言葉に、理論も技術も接客も一流のカリキュラムで自分を高めることができます。
美容の仕事は、長く続けることができる仕事の一つです。誰かをキレイにしてあげるテクニックは、自分にも磨きをかけてくれます。輝き続ける人を目指していきましょう。